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安楽死薬 中国のネットで拡大

2011年03月02日

【新唐人日本2011年3月3日付ニュース】近年、中国では“安楽死用の薬”が金もうけの道具になっています。この種の薬は、劇薬に指定されていますが、中国ではお金さえあれば手に入ります。しかし、ガンや生活苦などに悩む人が多いため、ますます売れるとみられています。

 
近年、大陸のネットでは、安楽死用の薬を売るという書き込みが増えています。たとえば、1グラム300元。3グラムで、苦しみから解放されるといった具合です。販売業者は、ガン患者やストレスに悩む人が増える中国では、これからもっと売れると述べます。
 
販売業者 林さん:「もう何年もやっています。安楽死薬は主に末期ガンのためですが、半分は世界に失望した人たちのため。主にシアン化合物です、純度は99.6%以上、服薬して2~3分で眠りながら逝けます」
 
安楽死を認めているのは、世界的に見ても少数派で、中国も法律で認めていません。よって、中国でも安楽死用の薬を無許可で売れば犯罪になりますが、コネを使えば、手に入ると業界関係者は漏らします。
 
販売業者:「この薬は毒薬です。中国の腐敗官僚も使います。金さえあれば何でも手に入ります。他の薬効成分も入っており、肉眼では分からないので、死体解剖しなければ発見されない、我々はやみ市場なので、公に取り引きできません」
 
中国の規定によると、農薬、ネズミ駆除薬、殺虫剤のほかは、毒薬や劇薬を個人が買うことは許されません。勝手に売れば、刑事責任を問われます。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
http://ntdtv.com/xtr/b5/2011/03/02/a498909.html.-大陸網上叫賣安樂死藥猖獗.html#video

 

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